♪ふしぎな手のひら♪での触れ合いの魅力をお伝えしましょう!!
向かい合って座ります。
子どもの手を優しく、手のひらを上に向けて
そっと支え持ちます。
そして、手のひらを優しくこすって始めます。
♪てのひらを こすってみたら
ふしぎな気持ち したんだよ~ ♪
自分で自分の手のひらをこするのと、相手にこすってもらうのとでは
感じ方が違いますね。
自分で自分の手をこするのと、誰かにこすってもらうのとの感じ方の違いを、
お友だち同士などで是非確かめてみてくださいね。
♪ぎゅっ ぎゅっ ぎゅーと にぎったら~♪ では子どもの手のひらを
ぎゅーと包みこんでちょっと強めに握ります。
♪ふしぎだな~♪ では そっとゆっくり 不思議そうな雰囲気で
手のひらを開いていきます。
♪めだまやき できちゃった!!♪ では
子どもの手のひらに 人差指でそっと円をクルクル描きます。
この感覚が面白く、思わず笑顔になったり、びっくりしたような表情になったり、
いろいろです。
この曲での触れ合いの中には、”こする”握る”くすぐる”叩く”という
手のひらへの感覚刺激があります。
楽しい曲にのって1対1の関係の中で、触れ合っていくうちに
心が通じてくるように感じます。
今まで視線の合いにくかったお子さんが、
自分の手のひらを注視し、
そしてその感覚を投げかけている相手を意識できるようになるようです。
コミュニケーションをとることが難しい段階のお子さんの
世界がひろがっていく契機にもなっていきます。
♪ふしぎな手のひら♪はあおぞら音楽社出版の「必ずラポールが築ける50のリズム歌あそび」
68ページ69ページに載っています。また、リズム運動療法研究所のホームページでの
CD紹介でサンプル曲として提供していますので、聴いてみてくださいね。