7月3日(日)のセッションから
Aさんの嬉しい報告2つです(^0^)
Aさんはリズム運動療法での関わりが大好きな中学3年生です。
身体が不自由ですが、ゆっくり歩くことができます。
Aさんの大好きな曲には♪歩いてとまりましょう♪があります。
♪歩いてとまりましょう♪が始まると、
身体全体で喜びを表現するようです。
もちろん大きな笑顔の表情です。
ゆっくり歩いて
~ 「とまりましょう」の歌の合図で止まるところが特に嬉しいようです。
この日は、歩いていく到着目標をきめて楽しみました。
ご両親が一緒にセッションに参加していますので
お父さんの所までやお母さんの所までという目標です。
Aさんがたくさんの距離を歩けるような位置をとっていただきました。
一人で目標に向かって・・・歩いて♪止まって~~とうちゃーく!!!
良く頑張ってましたね
Aさんのセッションはいろいろと楽しい時間がありますが、
もうひとつ、この日に見られた嬉しい報告があります。
♪くつやのおじさん♪という曲で楽しんだ時のことです。
足の動きを主としたアプローチです。
Aさんは椅子に座っています。
セラピストはAさんの足を持ち他動的ですが動かします。
動かすスピードに合わせてピアノを弾いてもらいます。
これは普通に楽しかったようです。
ところが、足と床の距離がピッタリはあっていないと感じたセラピストは
足がしっかり床に着いた感覚がフィードバックされることを期待し
高さ7センチくらいの段ボール箱を足元に置きました。
このことにより、新しい発見ができました!!!
♪トン トン トン ♪ とAさんの足を動かすと・・・
段ボールから ♪ ポン ポン ポン ♪ という音が聞こえてきます。
この段ボールの音がAさんの心に響いたようです。
♪ポン ポン ポン ♪ と音が聞こえた後、Aさんは大きく拍手をするのです!!!
それも大きな大きな笑顔で!!声も少し出ています。
このやり取りが楽しくて、暫く繰り返して楽しみました。
ピアノは即興的に動きに合わせてくれています。
お母さんもお父さんも私たちも皆
この様子に大喜びしながら過ごしました。
また、Aさんとのやり取りのレパートリーが増えました!!!
嬉しいです!!!
♪くつやのおじさん♪は、あおぞら音楽社出版の「必ずラポールが築ける50のリズム歌あそび」の
128ページに載っています。利用の仕方は対象の方の状態に合わせていろいろと工夫されると良いと思います。