


Rちゃんとのセッションがありました。
この日のRちゃんはいつもになく元気がありませんでした。
先週の一週間、一家で次々に風邪をひいてしまったそうです。
Rちゃんも熱をだして、ようやく治ってきたところでしたネ。

セッションルームに入り、少し遊び始めましたが・・・
やっぱりしんどかったのですね・・・
Rちゃんの表情は何か考えているような、遠くを見ているような
そんな表情で・・・
いつもは楽しい音楽の動きにも乗ってこれませんでした。

でも、Rちゃんは自分の意思を私たちに伝えてきていました!
言葉はありませんが
「わたし今日は調子が悪いの・・・あまり動きたくないの・・・」と
体で表現していました。
動きを誘ってそっと背中を押すと、その力と反対の方向に自分の体を押し返してきます。
NOのサインを出せることは自分を守れることの一歩ですよね。
こんなことからもRちゃんの成長を嬉しく感じています。
自分の意思が周りの人間に伝わるという経験はとても大切なことです。
これも一つの自己効力感であると思います。
体調が悪い時、無理ができない時、今行った自分の行動で相手に自分の気持ちが伝わったという経験になったのだと思います。

熱を出し苦しかった時、Rちゃんは優しいお母さんの胸に抱かれて過ごしたそうですが、お母様のお話によると、このように母親を求めてくるようになったのは、これまでの彼女とは違った姿であるようです。Rちゃんにとって安心・安全の場が確立しているのですね!!!
本当に素晴らしいことだと思います

これからまたRちゃんはさまざまな形での成長を私たちに見せてくれると思います。
ゆっくりゆっくりね・・・
次にRちゃんに会える日を楽しみに待っている私たちです


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